栄養学を学ぶことはいいことだけど、
活用の仕方があると思っている。

「栄養素」だけ考えて食事を摂ると
自然の摂理に反した食事方法になってしまうことが多々ある


例えば、最近のある栄養士さんの著書に、
「鉄分を摂るのにひじきを摂れというのは時代遅れ!」
「ヘム鉄を含む肉を積極的に摂れ」と書いてあった
ひじきなどに含む非ヘム鉄より、ヘム鉄は吸収しやすく合理的、
という理由からだった

鉄分を摂るために肉をすすめることはないが、私がもし書くなら
「鉄分が不足している人は緊急策として一時的に肉を摂ってもよい」
といったように書く

「鉄分摂取」というところだけに着目するから
それを多く含む「肉を摂れ」
狭視的、短絡的な発想だといえると思う

肉は、イコール 鉄 ではない

肉は人によっては少々食しても良さがあると思うけど、
積極的に肉を摂る事の弊害もある

栄養素だけで考えるから間違う
ミクロな視点でモノを見ると間違いに気が付きにくい
部分だけを見ると、方程式が成り立つように見える


だから「陰陽五行」を学ぶ理由がそこにある
自然の摂理、マクロな視点を学ぶこと

夏に肉を多くとることは身体に熱をこもらせる
現代人は既に肉を多く摂りすぎていて、それによる生活習慣病が多発している
日常的に自然塩、海藻、納豆、味噌などバランスよく取り入れることで
鉄分不足はまぬがれる 

などなど
鉄分を摂るために肉を摂れについては、他にも色々思うところがあるけど・・・

栄養学的な視点で指導する本の主張はときどき、
まるで「水が半分入っているコップ」を見て水が
「こんなにも入っている」「これしか入っていない」と
もの言うことに似ているなーと思うことがある

私が言いたい事は、
私も含めて誰かの言った事を鵜呑みにするのでなく、
自然の摂理やマクロな視点でものを自分で見て考える大切さです