21世紀美術館から始まった金沢旅の話。これで最終。

 

武家屋敷が残る一帯。

普通に人が住んでいて。

立派な庭のある家から普通におばちゃんが自転車を押して出て来る・・・(驚)

 

辺りには江戸時代に作られた用水路があり、

家の中をも網目に通ってはまた道路脇を流れる。

兼六園の中へも通っています。

 

 

1600年前後に作られたものが多く、

その長さを合わせると150kmを超えるそうです。

今みたいな工業機器なんてないのにすごいですね!!

 

用水の用途:

  • 材木の運搬用
  • 生活用水(洗濯、水遊び、夏に野菜を冷やす、冬に雪を捨てるなど)
  • 庭園の曲水(庭に水を引き入れ流れを作る)
  • 工業用水(製粉、精米のための水車の原動力、友禅染などで洗う)
  • 農業用水
  • 防火用水

 

低地から高地へと水を引き込むサイフォン工法というのが

400年も前に使用されていることは、世界で他に例を見ないそうです。

どうそれが可能かって・・・想像つきません・・・チーン(苦笑)。

 

唯一中級武士だった「野村家」が一般公開されていますが、

ここにも街を流れる用水を引き入れて庭の池、滝の演出に使われています!

 

芸術と自然と生活が同時にあるといった感じ。

→全然うまく形容できない・・・

 

http://www.nomurake.com/

私は兼六園より野村家に感動しました!!!

カメラではここの美しさは伝えられません・・・。

 

襖絵も美しく・・・

(プロテクトのためガラスで表面を覆られていましたが・・・)

襖の引き手などのディティールの細工にも目を見張ります。

 

四方八方、こんな素晴らしい芸術に囲まれて暮らすって・・・。

荘厳きらびやかとか、とてつもなく大きい家とか、

そういう派手さとは違うんですよね。

↓写真がイケてないですがね・・・

 

もちろんお茶室もあったり、屏風絵や掛け軸なども素敵でした。

 

江戸時代にタイムスリップしてみたい!!!

 

当時の国土の変遷を地図で表した資料がありました。

「神武天皇登極図」と題してあります。

神武天皇は初代天皇ですね、

古事記によると、小国に分かれていたところを話し合いでまとめ、

大和王朝(日本)を作った方です。

 

この資料の文字の美しさにも心打たれました。

これを書き上げる集中力も半端ないですよね!

修正ペンもないのにや・・・・!!(笑)

 

 

自然と共生して

高度な精神文化を残した先人に

頭が上がりませんね。

 

ところで、

金沢とは場所が違いますが、能登半島に残る「キリコ」というお祭りの時期に

国際芸術祭が開催されます。

直島など過疎地再生をアートで成功させた同ディレクター、

北川フラムさんが手がけています。

 

奥能登国際芸術祭2017

 

キリコは奥能登の至る所で多数あるので、

どこかのキリコに合わせて行ってみたいものです。

 

金沢、能登のある石川県には、

日本の古き良きが感じられるお宝がいっぱい埋まっている気がします。