休みの日。久しぶりにDVDを借りて観た。
フランスの映画で『地上5センチの恋心』。
フランス語のタイトルは、主人公の名前がそのままなので、
ほんまはそんな粋(?)なタイトルではないのだけど。

公式HPはこちら。
http://www.chijou.jp/

あらすじは、
ある人気作家にデパートの化粧品売り場で
働く平凡な主婦、オデットがファンレターを書く。
彼の小説のおかげで、なんでもない日常が楽しくなり、
感謝と敬意を表す。
一方作家のバルタバザールは、新作をTVで作家兼批評家の男に
ぼろくそに非難され、妻にも尊敬されていず、
心はどん底に落ち、自殺未遂。
自分の居場所をなくした作家は、自分を愛してくれる
オデットの元を訪れる。(オデットは未亡人)
オデットと過ごす時間の中で、本当の自分の幸せを見つける。

バルタバザールは映画の中で言います。台詞は確かじゃないけど、
自分が子供の頃恵まれていず、必死で勉強して
大作をいくつも書いて、全てを手にしたはずだった。
自分はきれいな妻がいて、足のスラリとした愛人もいて、
お金や名誉、豪邸、別荘もあり、全てを手にしたのに
全然幸せではなくとても陳腐な人生だった、と。
それは「他人の幸せを真似ていたから」であると。

批評家が非難するように、彼の本を良しとするのは、
人形集めが好きで、夕焼けの写真が好きで、知識も教養もないような
平凡な人達だけだ、と一度は深く落ち込んだ。

彼もその批評家が言う事を真に受けて落ち込むということは、
まるで知識教養があり、お金持ちでステータスが高い人だけが
認められた人間であるような、凡人を侮辱していたことになる。
だけどオデットといることで、純粋に人を想うことの温かさ、
お金持ちでなくとも楽しい日常、自分の知る世界が全てで
ないことを知り、本当の自分の幸せを感じることになった。

すんばらしい映画です。

オデットの本当に慎み深く、純粋で、良心を曲げず、
前向きなところにも魅せられます。
(でもほんまにあんなフランス人がいるのだろうか、
って私は嫌味だけど思ってしまいます〜。お目にかかりたい!)

生活が苦しくても娘がやる気なしでも息子がホモでも
毎日がルンルン、乙女心を輝かせて踊りながら
日々を送る彼女を見てると誰でも楽しくなるし
励まされる、というか前向きになれると思う。
ルンルンになりたい人は必見の映画ですおてんき


羨望される一見夢のような生活や有り余る大金、ステータスなんて
本当にどうでもいい!!!!
それにこだわることは、本当に空虚な感じがする。
私は本当に自分の胸が楽しいと喜びミッションと感じることを仕事にし、
腹の底から一緒に笑いあい、
様々な想いを共有できる家族や友人がいることで
本当に心が満たされています。